>>20

Boostを読み込んで、同レベルのコードを少し書けるレベルなら(ライブラリ開発者として)中級以上と言えるとは思うが、単にコードを追って読んでいるだけだと退屈であり腕(実装の力量)も上がらないため厳しいだろう
Boostモジュールのコーダーの技量にも差が結構あり、個々に癖もあるためBoost教科書化への反対意見は結構ある

CSの基礎知識がないなら、そもそも正しい実装かのモデルチェックができるだけの技量が足りていないためコンパイラまかせになる傾向がある
よってC++の文法だけが分析の対象となるため、最適化が思い込みによって行われる傾向が強くなり、どうでも良い文法のことで
正しくないだの間違いだのという議論が激しい応酬が行われる傾向があるが、アセンブリなりLLVM中間表現を読めるなら、何が重要で重要でないかの取り捨てができるようになる
その上でキャッシュの最適化、ビットマジック、SIMD/GPGPU/タスク並列化、メタプログラミングというように技量を上げていく途上で誰でも読めるコード自体が不可能ということは分かるようになる

C++二年目ということだが、CSをまだ学んでいないなら、そちらに時間を投資して基礎力をつける方が楽しく有意義であるため、いきなりBoostを読むことは大抵のケースでは悪いアイデアとなる