米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は3日、ソフトバンクグループが10兆円規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の新規株式公開(IPO)を検討していると報じた。投資拡大に向けて多額の資金を集める狙いがあり、今秋にも実施する可能性があるという。

 資金調達をめぐっては、ソフトバンクがビジョン・ファンドに10億ドル(約1100億円)以上の出資を呼び込むため、オマーン当局と交渉しているとも伝えた。ビジョン・ファンドと同規模のファンドを新たに立ち上げることも検討中という。(共同)
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