衣料通販サイトで気になった服をリクエストすると、店舗で試着した人から写真が届く──そんな“試着シェア”をうたうスマートフォン向けアプリが登場する。実際に商品を着た人のシルエットや服のサイズ感をリアルに伝えることで、通販で服を買う不安を軽減する狙い。

 ユナイテッドアローズ、博報堂DYメディアパートナーズ、企業向けコンサルティングのシグマクシス(東京都港区)が共同で立ち上げた新会社・fitom(東京都港区)が開発。

 店舗を訪れたユーザーが商品タグを専用アプリ「fitom」(iOS、Android)で読み込むと、試着写真のリクエスト数に応じたインセンティブが表示される。ユーザーは服を試着した写真をfitomに提供し、写真をリクエストした人が実際に商品を購入すると、インセンティブがもらえる仕組み。
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 提供開始は5月上旬を予定。現状はユナイテッドアローズの商品が中心だが、参加ブランドを順次拡大し、2024年までに1000万ダウンロードを目指す。
2019年03月01日 21時55分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/01/news149.html