日立製作所が1日発表した2018年4〜12月期連結決算は、純利益が前年同期比68.0%減の826億円だった。英国の原発事業凍結に伴い、減損損失2772億円を計上したことが響いた。

 本業のもうけを示す営業利益は12.6%増の5345億円で、4〜12月期として過去最高を更新した。売上高は1.6%増の6兆7829億円。海外を中心に建設機械や鉄道システムが伸び、独自のIT基盤「ルマーダ」のサービスも堅調に推移した。

 19年3月期の純利益予想は自動車関連の事業売却益などを見込み、1千億円から1800億円に上方修正した。
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