韓国サムスンは2019年2月20日にGalaxyスマートフォンの発表イベントを開催します。そして同イベントにて、サムスンの折りたたみスマートフォンの詳細が披露されるとの情報が、海外にて報じられています。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、イベントでは次期フラッグシップスマートフォンの「Galaxy S10」だけでなく、折りたたみスマートフォンが動作する状態で公開されるとのこと。さらに2月20日の情報公開というタイミングは、中国ファーウェイの折りたたみスマートフォンの発表を出し抜く最適なタイミングになると解説されています。

サムスンは2018年11月に、開発者イベントにて折りたたみディスプレイ「Infinity Flex」を公開しました。こちらは手帳のように内側に折り畳めるディスプレイで、タブレットの大画面とスマートフォンの持ち運びやすさを両立した技術。また、米GoogleからもAndroid OSによる折りたたみスマートフォン用インターフェイスの正式サポートが発表されています。

さらにサムスンの発表に先駆けて、中国メーカーのRoyoleは世界初となる折りたたみスマートフォン「FlexPai」を発表しています。こちらは正直端末としての完成度はかなり低いものの、折りたたんだ状態でもディスプレイ表示やタッチ機能がきちんと動作していました。

現時点では、Infinity Flexを搭載した折りたたみスマートフォンがどのような名称で、いつリリースされるのかについての確かな情報はありません。一方今回の報道では、Galaxy S10が3月に、そして折りたたみスマートフォンが4月に販売されるとも伝えています。20万円を超える価格になるとの噂もある折りたたみスマートフォンですが、はたしてスマホ業界にどのようなイノベーションをもたらすのでしょうか。
https://japanese.engadget.com/2019/01/13/galaxy-10/