雑誌読み放題は気になる。

最近は動画も音楽も、なんでも月額料金で楽しめる時代。そしてBloombergの報道によれば、Apple(アップル)は2019年春にも雑誌や新聞の購読サービスをローンチするかもしれないんです。

実はApple、2018年3月にデジタル雑誌読み放題サービス「Texture」を買収しています。このTextureは月額9.99ドル(約1,100円)にて200誌ほどの読み放題サービスを提供していました。そして、遠くないうちに同様の放題サービスがAppleの「ニュース」アプリにて配信されることが報じられていたのです。

報道によると、アップルはニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントン・ポストを含む複数紙と、購読サービスへのコンテンツ提供について話し合っているとのこと。これだけの新聞が1アプリで読めれば、かなり魅力的ですよね。

一方コンテンツの提供会社にとって、Appleの購読サービスはメリットとデメリットの両方が想定できそうです。メリットは新規の読者が獲得できることですが、一方では独自の購読サービスの顧客を減らしてしまう危険性もあります。これについて、報道によればApple役員のエディー・キューが各社に説明を行なっているそうです。

Appleの購読サービスといえば、動画購読サービスの開始を予定している…という報道も、何度も登場していますよね。音楽配信サービスの「Apple Music」が大いに成功している現在、同じように雑誌や新聞、そして動画も…とAppleが手を広げたいのは、自然な成り行きではないでしょうか。
https://www.gizmodo.jp/2018/12/apple-new-magazine-subscription.html