NTTの澤田純社長は7日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部の拘束を巡り、日本の政府調達方針を注視する考えを示した。出張先の米ラスベガスで共同通信などの取材に応じた。

 澤田氏は「ファーウェイ製品は基地局などの主要部には入れていない」と説明。NTTドコモが扱うファーウェイ製スマートフォンについては「(対応を)考えなければいけないかもしれないが、状況を見てからだ」と述べるにとどめた。

 また「米政府関係の仕事もあるので、(米政府の対応を)優先して考えないといけない」とも語った。(共同)
2018.12.8 12:40
https://www.sankeibiz.jp/business/news/181208/bsb1812081240001-n1.htm