ヤフーとソフトバンクが出資するスマートフォン(スマホ)決済サービスの「ペイペイ」は5日、中国アリババ集団の「支付宝(アリペイ)」と連携すると発表した。ペイペイの加盟店が店舗に掲示するQRコードを使って、アリペイの利用者も決済できるようにする。日本人に加え訪日中国人の決済需要も取り込む。

 同日、ポータルサイト「ヤフー!ジャパン」のアプリのトップ画面からペイペイを使えるようにすることも明らかにした。利用者はペイペイのアプリをスマホにダウンロードする必要がなくなる。

 ペイペイは今秋からサービスを開始するスマホ決済サービス。店舗に掲示されたQRコードを利用者が読み取ることで決済する方式を採用した場合、期間限定で手数料を無料にする。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35014250V00C18A9916M00/