厚生労働省は介護保険サービスの利用状況や利用者の状態などに関するデータを民間の研究機関などに開放する。膨大なデータを民間の知恵を生かして分析することで、介護サービスの効果的な提供の手法や効率化策などの発見につながる可能性があると判断した。

 9月末までに利用目的などの提案を募り、年内にも提供先の第1陣が決まる見通し。

 提供するのは要介護状態の区分や利用するサービスなどを記載した「介護レセプト」と、…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34080450R10C18A8MM8000/