【ニューヨーク=西邨紘子】米経済誌フォーチュンは2018年版の世界企業500社番付(17年売上高基準)をまとめた。トップは米小売大手ウォルマート。上位10社には米国と中国企業がそれぞれ3社で肩を並べ、中国企業の存在感を浮き彫りにした。前年に9位だった米アップルは11位にランクを落とした。

 ウォルマートは14年以来5年連続の首位で、売上高は5003億ドル(約56兆円)。2位は中国の国家電網で、売上高は3489億ドルだった。

 日本からはトヨタ自動車が6位と唯一トップ10入りした。日本勢ではその他、ホンダ(30位)、日本郵政(45位)がトップ50に入った。

 フォーブスによると、リストにある500社を合わせた売上高規模は30兆ドル。利益は1兆9000億ドルに上り、世界33カ国で6770万人を雇用する。
2018/7/21 6:40
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33252790R20C18A7000000/