A主権者である国民が不正を追及し、不正を正す努力を注がなければ、悪政は解消しない。

警察、検察、裁判所は、法を守らせるための番人ではなく、政治権力の番人に成り下がり、権力犯罪者を無罪放免にして、権力に立ち向かう無実の市民を犯罪者に仕立て上げる。

このような日本を放置してしまうのか。

それとも、悪政を除去し、政治を刷新することに力を注ぐのか。

日本の進む道を決めるのは主権者国民である。

いま求められていることは、野党の再編だ。

野党は、自公の政治を容認する勢力と、自公の政治を容認しない勢力に二分されるべきである。

現在の選挙制度が、当選者1名の選挙区を基軸にしている以上、主権者に二者択一の選択肢を提供することが重要なのだ。

自公の政治を容認する勢力は、自公と政治行動を共にするべきだ。

自公の政治を容認しない勢力は、ひとつにまとまるべきだ。

主権者の前に二者択一の選択肢を提示し、最終的に主権者が政権を選択する。

この体制を構築することが各政治勢力の責務である。

野党各陣営がこのことに対して責任ある対応を示すべきである。

私たちの前に非常に重要な問題がある。

原発をどうするのか。

日本を「戦争をする国」に改変してしまうのか。

経済政策の基本を「弱肉強食」に置くのか、それとも「共生」に置くのか。

日本の進路を定める根本的な判断事項である。

安倍政治は、原発を推進し、日本を「戦争をする国」に改変し、経済政策の基本に「弱肉強食」を置いている。

これはこれで非常に明確で分かりやすいものだ。

少なからぬ国民が、この路線を支持している。