厚生労働省が22日発表した4月の毎月勤労統計(確報値、従業員5人以上)によると、名目賃金にあたる1人あたりの現金給与総額は前年同月に比べて0.6%増の27万6663円だった。伸び率は速報段階(0.8%増)から下振れした。

 内訳をみると、基本給にあたる所定内給与は0.9%増(速報では1.2%増)。残業代など所定外給与は1.8%増(同1.9%増)だった。

 物価変動を除いた実質賃金は前年同月比0.2%減。パートタイム労働者の時間あたり給与は2.2%増の1130円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2018/6/22 9:58
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL22HES_S8A620C1000000/