食の安心・安全への関心を背景に、農業を個人で応援する動きが広がっている。交流サイト(SNS)などが普及し、個人が農家と直接つながる機会が増加。ネット通販で農産物を買うにとどまらず、小口出資のクラウドファンディング(CF)で資金も支援する。農家らはお返しに農産物や加工品を届ける。「思い」がつなぐ深い結びつきが農業の持続性を高めそうだ。

 「国産で防カビ剤を使わないレモンをもっと広げたい」。とびしま柑…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31009880W8A520C1MM0000/