共同通信 2018/5/16 22:00
https://this.kiji.is/369469698229683297

 農林水産省東北農政局(仙台市)が発注した東日本大震災後の農地復旧工事を巡り、再就職した農水省OBを通じ
農政局から入札関連情報を不正に入手したとして、公正取引委員会がゼネコン「フジタ」の独禁法違反
(取引妨害)を認定し、再発防止に向けた排除措置命令を出す方針を固めたことが16日、関係者の話で分かった。

 公取委は弁明を聴いた上で、最終的な処分を決める。

 この問題では、フジタ以外のゼネコンにもOBの再就職があり、農政局の発注担当者が情報を漏えいして
いたことが判明。公取委は、こうした天下りが不正につながったとみている。


関連記事
フジタに排除命令へ…農政局OBが入札情報入手

YOMIURI ONLINE 2018年05月16日 23時31分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180516-OYT1T50108.html