来月6月からいわゆる民泊新法が施行されるのを前に、コンビニ大手の参入が相次いでいます。ファミリーマートが民泊仲介の世界最大手と提携し、チェックインなどのサービスに乗り出すことになりました。

ファミリーマートは、民泊の仲介で世界最大手のエアビーアンドビーと業務提携を結び、来月にも民泊施設のチェックインなどのサービスを始めます。

宿泊する施設に近いコンビニの店舗で、部屋の鍵の受け取りや返却ができるようになるということで、ファミリーマートとしては訪れる利用者の食品や日用品の購入にもつなげたいとしています。

民泊をめぐっては、新たな法律が来月15日から施行され、自治体に届け出れば原則として、誰でも住宅の空き部屋などを有料で貸し出すことができるようになり、外国人観光客を中心として民泊の利用者がさらに増えていくと見込まれています。

このため、各地に店舗を展開するコンビニ大手による参入が相次いでいて、ローソンがことし1月から都内の一部店舗で、鍵の受け渡しができる専用ボックスを置いているほか、セブンーイレブン・ジャパンが大手旅行会社のJTBと連携し来月以降、専用の端末を設置する形で全国の主要都市の店舗でチェックインなどのサービスを広げる計画です。
5月15日 4時29分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180515/k10011438381000.html