日本の空が本格的な大競争時代に入る。海外格安航空会社（ＬＣＣ）の攻勢を受け、日本航空は14日、中長距離路線のＬＣＣ参入を発表した。ＡＮＡホールディングス（ＨＤ）も傘下のＬＣＣ２社の統合を決めた。世界でＬＣＣが航空大手を脅かし、日本の空もＡＮＡＨＤと日本航空の２強が支配する時代は終わりつつある。国内線も人口減で先行きは不透明で、日本の航空は変革を迫られる。

　「大型機の整備など長距離ＬＣＣはかなり難…

［有料会員限定］ この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

2018/5/14 13:16
日本経済新聞　電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30450840U8A510C1SHA100/