NHK NEWS WEB 4月28日 5時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180428/k10011421261000.html

去年の秋から高値が続いていた野菜の価格は、気温の上昇で出荷量が回復したことから、平年並みか
安値の水準となっていて、来月も同じ傾向が続く見通しです。

農林水産省によりますと、主な野菜14品目の東京都中央卸売市場での卸売価格は、26日の時点で、
にんじんが平年の1.5倍となっている以外は、いずれも平年並みか安値水準となっています。

中でも、去年の秋以降、高値が続いていた野菜は、気温の上昇で出荷量が回復したことから、
白菜は一気に平年の半分程度まで値下がりし、レタスやキャベツも平年の6割から7割程度の価格まで
値下がりしています。

また、来月の卸売価格の見通しによりますと、現在、高値のにんじんも平年並みに戻り、14品目のすべてで
平年並みか安値水準になるとしています。

農林水産省は「3月ごろから多くの野菜で例年より生育がよい状態だ。今の天候が続けば、
しばらく高値にはなりにくいのではないか」と話しています。