世界最高齢とみられる鹿児島県喜界町の田島ナビ(たじま・なび)さんが21日、老衰で亡くなった。

117歳だった。

田島さんは1900年(明治33年)8月生まれ。昨年9月、当時最高齢だったジャマイカの女性の死去に伴い、世界最高齢になったとみられていた。国内では2015年9月から最高齢だった。

孫の田島由起子さん(54)によると、21日午後8時頃、町内の病院で老衰で亡くなった。最期は、眠るように息を引き取ったという。由起子さんは「残念ですが、もう十分長生きしてくれたと思います」と話した。

昨年9月の敬老の日には、入所する特別養護老人ホームで鹿児島県の三反園訓さとし知事らの祝福を受け、三線さんしんのリズムに合わせて手を動かすしぐさを見せていた。
2018年04月22日 09時00分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180421-OYT1T50164.html