悪質な業者は取り締まる必要があるが、
引用やら 公益性のある行為の規制まで
行かないようにしないといけない。

ツイッターで漫画の画像つきのつぶやきをリツイートしただけでも、
権利者がその気になれば、訴えることができる。

ほとんどのネチズンにとっては、これは容認出来ないことだし、
ネットの言論が萎縮していくとどうなるかなんて、考えなくてもわかることだ。

出版やらマスメディアというのは、ごく一部の特殊な人たちによるもので、
この人たちがいくら儲けようが、
大多数の人たちにとっては、利益にならないわけだから、
類似性の争いみならず、海賊版のような行為でさえ、
容認するような言論が一般に言われていたりする。

こないだの万引き犯が、
「金を払うのがもったいなかった」とかいっていたが、
それは言い過ぎにしても、
金を払ってまで読みたいようなものが
めったにないというのがあるんだろう。

まあ個人的な印象だけれども、
低年齢向けの漫画でさえ、過度に政治的だったり、押し付けがましいものが多く、
庶民へのイヤミだとか、このように思ってほしいという強引な展開が多いと感じる。

精神的な公害には規制法がないから、やりたい放題なんだろう。

自分で書いた漫画の原稿を、出版社に持ち込んだとしても、
いいとこ、参考にされるのがオチであるといった、
一般の人は参加できない閉鎖的な世界だから、このようなことになるんだろう。

実際、売れっ子漫画家やアイドルが造反してもやり込められていることからも、
このあたりの力関係というのが、資本によるものだということがはっきりしている。

そのようなことから考えて、
いまこの問題をことさら取り上げている連中というのは、
金持ちグループに買収または洗脳されているアホな連中と思われるが、
この連中の言うとおりにしていても、世の中うまくは行かないだろう。

いうまで無いことだが、マスメディアに対する世論は非常に冷たい。

「マスコミがヤブだから日本がこうなってしまった」というのが、
ネチズンのおおむね共通した認識だろう。

盗作学会という日本最大のガンを見落とし、
共生して死ぬことを選んでしまった。

カルトの広告塔を億万長者にしても誰も喜ばない。


音楽もそうだが、儲かったからといって
いいものができるわけではないし、
庶民の言論を大資本で押しつぶすような存在は
まったく求められていないのではないだろうか。

金がなくてできないというのも困りものだけどね。