クレジットカードや電子マネーなどで支払うキャッシュレス決済が日本でなかなか広がらない。主要国では非現金決済の比率が5割を超える中、日本は2割にとどまる。政府はカードの利用が多い訪日客の購買機会を逃したり利便性を損ねたりしかねないと懸念している。経済産業省では「現金主義」からの転換に向け、税優遇や補助金を創設する案が浮上している。

■決済2割止まり

 国際比較ができる2015年で、現金を使わない決済の…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29157580Z00C18A4EE8000/