米政府が中国とロシア製の一部IT(情報技術)製品を市場から締め出す動きを加速している。その背景にはデータを盗み出すための「バックドア(裏口)」と呼ばれる不正プログラム技術がある。これが組み込まれ、スパイ活動に使われているのではないかと疑っている。一方で、米政府も米アップルにバックドアの提供を要請するなど、自国製品にデータの傍受機能を仕掛けているとの噂も絶えない。

■ファーウェイ標的に
 米政府は26…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28736110Z20C18A3TJ2000/