0001ノチラ ★
2018/03/19(月) 22:11:43.58ID:CAP_USERANAの株主優待は、毎年3月末、9月末時点でANAホールディングス <9202> 100株以上を保有している株主が受けられる。
優待内容は、ANA国内線の搭乗優待券と、ANAグループ各社・提携ホテルで利用できる各種優待券のほか、株主専用サイトからは、機体工場見学会への申し込みや、9月末時点での株主に届けられるカレンダーの種類(壁掛け型・卓上型)の選択などが可能だ。
3月末時点での株主には、同年6月1日から翌年5月31日までの1年間有効な搭乗優待券と、同年6月1日から11月30日まで有効なANAグループ優待券が発送される。また、9月末時点での株主には、同年12月1日から翌年11月30日までの1年間有効な搭乗優待券と、同年12月1日から翌年5月31日まで有効なANAグループ優待券が発送される。
片道1区間で普通運賃が半額になる
まず搭乗優待だが、これはANA国内線の全路線(共同運航便を含む)の片道1区間を普通運賃から50%割引で利用できるというもの。
100株以上の保有で優待券1枚、200株以上の保有で2枚、300株以上の保有で3枚、400株以上の保有で4枚(400株超過分200株ごとに1枚追加)、1000株以上の保有で7枚(1000株超過分400株ごとに1枚追加)、10万株以上で254枚(10万株超過分800株ごとに1枚追加)が発行される。
株数が多いほどにもらえる枚数が増えていくと考えればいいが、株数との比率でいうと400株までがもっとも効率がいい。なお、3月9日の株価で計算すると、株主優待を受けられる最低限度の100株を取得するには41万8700円の投資金額が必要となる。
では、搭乗優待によって、どれくらい安くなるか? 目安として、3月25日〜10月27日の期間における「羽田−那覇」便を例に挙げると、片道50%オフで2万2900円の料金となる(ピーク時期は2万4050円)。空席さえあれば、搭乗当日であっても、この優待料金でチケットを取れるので使い勝手もいい。なお、マイル積算比率は75%となっている。
この搭乗優待を受けるには、「株主優待番号ご案内書」と呼ばれる優待券が必要だ。これは、3月末時点での株主には5月中旬ごろに、9月末時点での株主には11月中旬ごろに発送される。
「株主優待番号ご案内書」には「株主優待番号」と「登録用パスワード」が記載されており、後者はスクラッチ加工で隠されている。搭乗優待を受けるには、航空券購入時か搭乗手続きまでに、スクラッチ部分をコインなどで削った上で、「株主優待番号」と「登録用パスワード」を登録する必要がある。
登録は、ANA公式サイトのほか、ANA予約・案内センター、ANA空港カウンター、ANA取扱旅行会社、空港に設置されている自動チェックイン機などで可能。ANA公式サイトでは航空券購入後、早めの登録を推奨している。
万が一、搭乗優待を受ける航空券をキャンセルして払い戻しを受けた場合でも、株主優待番号の有効期間内であれば、株主優待番号と登録用パスワードを再度利用できる。
ホテル代金20%オフ、パックツアー7%オフの優待券冊子も
ANAの株主優待では、この搭乗優待のほか、ANAグループ各社・提携ホテルの優待クーポン券の入った冊子を株主1名に対して1冊発行する。こちらは、100株以上で1冊しかもらえない。
まずクーポン券の目玉となるのが、全国のANAインターコンチネンタルホテル、ANAクラウンプラザホテル、ANAホリデイ・イン(大阪難波は対象外)などの宿泊優待だ。冊子には、ベストフレキシブル料金(予約日や滞在日程によって変動するお得な宿泊料金)からさらに20%を割り引く(室料のみ)割引券6枚が付く。
優待券1枚で1室何泊でも利用できるので、ANAグループのホテルをよく使う人にはうれしいクーポン券だろう。利用除外日があるものの、ビジネス利用ならあまり問題にならないはずだ。
さらに、ホテル関係のクーポン券として、レストラン・バーでの飲食優待10%割引券5枚、婚礼の飲食代10%割引券1枚、対象ホテルでの宴会・会議の室料15%割引券3枚などが付く。タイミング次第では、婚礼の飲食優待などは、数十万単位での節約になるかもしれない。
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