宅配便最大手のヤマト運輸は15日、春季労使交渉で、契約社員の約5000人を5月に正社員登用することで合意した。うち3000人はフルタイムで働くトラック運転手で、全員を正規雇用に切り替える。事務職などの契約社員で3年が経過したら無期雇用に転換する制度も導入する。待遇改善で士気を高めて、人材確保につなげる。(関連記事企業総合面に)

 今年の春季交渉では産業界全体でも非正規の待遇改善の動きが広がりつつあ…

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2018/3/16付
日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28172690V10C18A3MM8000/