仮想通貨取引所大手「コインチェック」(東京)から約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題で、同社のサーバーに不正アクセスの痕跡が確認された。捜査関係者が明らかにした。警視庁サイバー犯罪対策課は、ネムの流出との関連を調べる。

捜査関係者によると、同課はこれまでに「ログ」と呼ばれる外部から同社サーバーへの接続記録について、同社から提供を受けた。さらに5日午後に、より詳しいデータの提供を受けて解析を進めていた。

 同課は不正アクセス禁止法違反容疑を視野に発信元の特定を進めている。
https://mainichi.jp/articles/20180206/k00/00e/040/209000c