上場企業の業績が拡大している。2日までに2017年4〜12月期決算を発表した企業の約7割で、最終的なもうけを示す純利益が前年同期より増えた。世界景気の回復を背景に、電機や機械、商社など幅広い業種で収益を伸ばした。為替の円高など不透明感は残るものの、18年3月期通期は2年連続で最高益を更新する見通しだ。

 3月期企業で2日までに決算発表したのは全体の39%に当たる619社。このうち69%の企業が最終…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26475470S8A200C1MM8000/