スマートフォンやパソコンの頭脳に当たる中央演算処理装置(CPU)の安全性問題が浮上した件で、米半導体大手インテルは、同社のほぼ全てのCPUに影響を及ぼす安全上の欠陥に対応するパッチ(修正ソフト)の配布を開始したが、パッチ自体にバグが見つかったことを理由にインストールを見合わせるよう一部顧客に忠告している。

 インテルは約1週間前に発覚した前例のない脆弱(ぜいじゃく)性の修正に懸命に取り組んでいるが、今回のバグ発見は同社が直面している問題の複雑さを浮き彫りにしている。

 一部の顧客の間で...
http://jp.wsj.com/articles/SB11358320518611063672504583633000539049448