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2018年1月1日 15時01分
NTTの鵜浦(うのうら)博夫社長は読売新聞のインタビューで、インターネットに常時つながる車「コネクティッドカー」の通信方式などについて、トヨタ自動車との共同研究に加え、米国やドイツの自動車メーカーと連携を進める方針を明らかにした。

 海外の自動車大手を巻き込んで日本の技術を普及させ、国際標準の獲得を目指す。

 車同士が通信し合うコネクティッドカーは、事故防止や渋滞解消の切り札の一つとして普及が期待されている。鵜浦氏は「多くのメーカーの車が安全に通信し合うには、通信方式などの標準化が極めて重要になる」と強調。2018年にトヨタと共同で実証実験を行い、標準的な機能や技術を固めていく考えを示した。

 NTTはトヨタや米インテルなど計7社でコネクティッドカーの研究開発を進める企業連合を設立しており、一部の実験結果は企業連合で共有する。

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