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2017年12月31日 12時33分
 冬の食卓で人気の鍋料理やおでんに欠かせないハクサイやダイコンなどの高値傾向は、年明け以降も続きそうだ。

 農林水産省が発表した主な野菜14品目の2018年1月の価格見通し(卸値ベース)によると、ハクサイやダイコン、キャベツ、レタスの計4品目が、1月を通して平年より2割以上の高値が続くと予想されている。

 台風の被害や、秋以降の天候不順の影響で、特に葉物野菜は生育が進まず、小ぶりな傾向。1月も生育が回復せず、高値水準が続くという。

 一方、台風被害の影響で出荷量が減少し、値上がりしたネギは、関東地方の産地で生育が回復し、1月は平年並みの価格に戻る見通し。ホウレンソウとナスは1月前半までは高値水準との予想だが、出荷量の回復で後半には平年並みになるという。農水省は「ハクサイは2月以降も高値が続く可能性がある」としている。

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