ツインバード工業は1日、新潟県が主催する婚活イベントに参加して成婚が決まったカップルに家電製品一式を贈った。消費者に商品を身近に感じてもらい、自社製品の知名度を高める。

新潟県は少子化対策の一環で婚活応援プロジェクトを展開中。イベントの開催を希望する企業が会場の提供やプログラムの作成などでかかわる。ツインバードは自社製品のPRを目的にイベントを手掛け、結婚が決まったカップルには家電を贈ると宣言していた。

 今回は1組のカップルに冷蔵庫や電子レンジなど20万円相当の家電を贈った。1日、県庁を訪れた野水重明社長が米山隆一県知事に目録を渡した。独身の米山知事は「私も(相手が見つかるよう)頑張ります」と笑顔で応じた。