もっとも、品質に関してはアメリカは日本の先生だった。
戦時中の兵器や装備品における酷い品質の差は単に日本が技術的に遅れていた、というだけではない
品質管理における考え方の差でもあった。
特に戦時中の劣悪環境、機械の古さ、劣化、熟練工の不在は五角形のナットの逸話すらある。
当時はなんでもアメリカが遙か雲の上を言っていて、設計では負けて無くても実物の兵器では全くかなわなかったのは
この品質の差にもあった。日本の方が品質でも上、なんてのは戦後大分経ってからの話
そういうアメリカなど欧米のやり方や技術を学んで現代の日本がある