衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイは22日、かねて立ち上げを公言していたプライベートブランド(PB)について詳細を公開した。ブランド名は「ZOZO(ゾゾ)」。体の寸法を瞬時に採寸できる伸縮センサー内蔵のボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を無料配布するという。同日よりゾゾスーツの予約を開始した。

詳細は不明だが、身体のサイズデータを記録し、一人ひとりにフィットする洋服を受注生産でつくるとみられる。今月末にも商品の販売を始める見込み。

 前沢友作社長はツイッター上でPBについて「人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代へ」とコメント。ボディースーツは「圧倒的な速度で世界中に無料で配りまくり、体重計や体温計のように一家に一台の存在にします」としている。

 仮に、同社が顧客の身体のサイズデータを保持できるようになれば、最適なサイズだけをゾゾタウンのサイトで購入できるなどの発展も可能になりそうだ。

 22日は前沢社長の42歳の誕生日にあたる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23787850S7A121C1000000/