ソニー(6758)の吉田憲一郎副社長は31日、2018年3月期の連結営業利益(米国会計基準)予想を前期比2.2倍の6300億円に上方修正したことについて「1997年度以来20年ぶりの過去最高業績になる」と述べた。

 そのうえで「ソニーが復活したというよりは過去20年間自分自身を超えられなかったと捉えるべきだ」と指摘。「日ごろから社長の平井(一夫氏)も繰り返し言っているが、経営の緊張感を維持していくことが大事だ。未来に向けて成長できるか、生き残っていけるかを考え緊張感を持っていく」との方針を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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