27日の東京外国為替市場は、アメリカの追加の利上げやトランプ政権の経済政策に対する期待感からドルを買って円を売る動きが広がって、円相場は一時、およそ2か月ぶりの水準まで値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、26日と比べて93銭、円安ドル高の1ドル=112円68銭〜69銭でした。

ユーロに対しては、26日と比べて、47銭、円安ユーロ高の1ユーロ=132円46銭〜50銭でした。

ユーロは、ドルに対しては、1ユーロ=1.1755〜57ドルでした。

市場関係者は、「アメリカが年内に追加の利上げを行うという観測が強まったことや、トランプ政権が法人税率の引き下げに踏み切るという期待感から、アメリカの長期金利が上昇し、ドルを買って円を売る動きが広がった。トランプ大統領が27日に発表する税制改革案に見込みどおり、法人税率の引き下げが盛り込まれるかどうかが注目されている」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170927/k10011158591000.html