厚生労働省は9日、労働基準監督署の是正指導を受けて、2016年度に支払われた
「未払い残業代」が127億円だったと発表した。前年度と比べると27%増えた。

 長期にわたって残業代を支払っていない事案が相次いで発覚したことが、金額の増加につながった。

 労基署の是正指導後に支払われた合計100万円以上の割増賃金を集計した。監督指導した企業数は1349社。
割増賃金支払いの平均額は1社あたり943万円で、従業員1人あたりでみると13万円だった。


ソース
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG09H45_Z00C17A8CR8000/