債券市場は、長期金利の指標である新発10年債利回りが0.070%前後で推移しそうだ。前週は米国で早期利上げ観測が遠のいた影響で国債が買われる場面もあったが、総じて金利の変動は小さかった。

 今週は8月3日にも実施される内閣改造が焦点となる。低下傾向にある内閣支持率の回復が期待される人選となれば、株高を背景に安全資産とされる国債が売られ、金利は上昇する可能性がある。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170731/eca1707310500003-n1.htm