社員食堂と聞いてどういったイメージがあるだろうか。筆者の場合、何年も変わらぬメニューがあり、安定の味を楽しめるが、変化は乏しいというイメージだ。しかし、今回取材させていただいた楽天の社員食堂"楽天カフェテリア"は、そうしたイメージとは異なる驚きがあった。
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楽天カフェテリアでまず驚くのは、基本無料であるということだ。一部メニューにはお金がかかるものもあるが、その場合でも100円〜250円程度の出費に過ぎない。しかも、昼食だけではなく、朝・昼・晩の3食すべてが基本的に無料なのだ。朝は軽食だが、昼、晩はちゃんとした食事が無料で食べられる。さすがに土日は営業していないというが、羨ましい。

メニューも豊富だ。メイン料理をひとつ選び、ご飯、汁物、副菜、デザートを手にとっていく仕組みになっており、それぞれに複数の選択肢がある。

たとえば、ご飯は白米もしくは健康米のいずれかを選ぶ。汁物は味噌汁もしくは洋風・中華スープのいずれかから。副菜はカウンターに用意された野菜類を好みに応じた量を皿に盛り付ける(時間のない人向けに取り分けて用意されているものもある)。デザートもフルーツ、ゼリーなどが選べる。

選択肢が一番多いのは、メイン料理で、日替わりとなるメインA、B、Cの3種のほか、ラーメン、うどん・そば、パスタなどの麺類があり、丼物も用意されている。取材当日訪れたメインA、B、Cは、肉詰めピーマンのフライ揚げ、タルタルソースのサーモン、ポトフとなっており、様々な組み合わせから、毎日通っても飽きそうにないほどの充実っぷりだ。

無料で選択肢も多い。毎日通っても飽きない。しかも、外食メインだと不足しがちな野菜もふんだんにとることができる。だからだろうか。楽天カフェテリアは賑わっていた。

昼食時間となる午前11時、楽天本社9階にある食堂を訪れると、楽天社員がどっと食堂に流れ込んくる。正午に近づくにつれ、750席ある楽天カフェテリアはどんどん埋まっていく。楽天本社には22階にも同様に750席の食堂がある(計1500席を用意)が、12時を回ると空席を探すのが大変なほどに込み合っていた。
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以下ソース
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