神奈川県警金沢署は14日、フォルクスワーゲンジャパン常務執行役員のトーマス・ジーベルト容疑者(53)=東京都港区赤坂8丁目=を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。

 署によると、ジーベルト容疑者は6月上旬ごろ、都内周辺で覚醒剤を使用した疑いがある。横浜税関川崎外郵出張所からの情報提供を受け、署が任意で採尿をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。

 同社によると、ジーベルト容疑者は車の点検や維持を行うアフターセールス本部長を2010年から務めているという。同社は「社員が個人的な事案により逮捕されたことは極めて遺憾」とコメントしている。


6/14(水) 19:51配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000080-asahi-soci