家電ベンチャーのバルミューダ(東京都武蔵野市)は8日、食品事業に参入すると発表した。第1弾として、東京・上野のカレー専門店「デリー」と組んで開発した家庭用のカレーソースを発売した。まずは家電量販店などで、売れ行きが好調な炊飯器と並べて販売する。家電にとどまらず食品にも足を踏み入れる背景には「モノより体験」を重視すると語る寺尾玄社長の野望がある。

 なぜ食品なのか。寺尾社長は8日に東京都内で開いた発…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ08HJ7_Y7A600C1000000/