ポーラ・オルビスホールディングスは1日、2017年12月期の連結純利益が、前期比23%増の215億円になるとの見通しを発表した。従来予想から15億円増える。1月に発売した、しわの改善効果がある美容液の販売好調などが貢献する。売上高は7%増の2330億円で、同60億円増えるとみる。

 同時に発表した17年1〜3月期の純利益は前年同期比60%増の57億円だった。売上高は13%増の560億円。しわ改善の美容液の売上高は約60億円で、計画を3割超上回った。こうしたポーラブランドの商品は好調だった一方、普及価格帯のオルビスや豪化粧品子会社のジュリークは前年実績を下回った。


2017/5/1 22:52
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD01H5I_R00C17A5DTA000/