韓国サムスン電子が有機ELパネルをいち早く収益源にしている。27日発表した2017年1〜3月期連結決算はディスプレー部門の好調もあり、営業利益は過去2番目の高水準を記録した。ディスプレー部門を支えたのは、1000億円規模の利益を稼いだ有機ELだ。スマートフォン(スマホ)向けに集中する戦略で独走し、日本勢を周回遅れにしている。

 「フラッシュメモリーと有機ELを中心に昨年より大幅に増やす」。サムスン…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ27I01_X20C17A4TI1000/