>>29
流石にレシプロ4ストロークみたいにほぼ完全に燃焼室内とそれ以外の潤滑を
分離(オイルリングで掻き落とせない分だけ燃えて出る)できないから
仮にクランクベアリングとかの潤滑に使ったオイルを一旦回収できても
ガソリンと混じっちゃって劣化してるから多分二回目くらいにはガソリンと混ぜて
燃やす方に入れるしかない、とかいうことにはなるね。

だからオイルそのものと素材の改良で基本的にオイル薄くしても平気なようにするのと
潤滑系統の細分化や緻密化(アクセルだけじゃなく排気デバイスとも連動させる方法の他に
分離給油のオイルポンプ自体が単純にキャブのところで混ぜるだけじゃなく
腰下側の重要箇所に別系統で流す、とかいう辺りまでは20世紀の時点でもあった)とかで
前より大幅に使用量減らすってのは多分できる。

水素ロータリーだってレシプロ4stと比べるとやっぱり燃焼室内で燃えるオイルは多少多い
(そもそもセンターシャフト側と燃焼室側で潤滑系統が別になってる)し。