>>94
アンチウンコ君のマボロシの愛車はバリオスだろ。
GPZは俺の愛車だよ。

昔、HY戦争時にヤマハXJ400ZSという超不人気車があった。
水冷4気筒なんだから、定価は55万円くらいした。
しかし不人気とHY戦争の販売数合戦でレッドバロンでは新車28万円で売っていた。
中古が40万円の隣に、同型の新車が28万円で並んでいる異常事態。

貧乏学生だった俺は初めての新車として喜んで買った。
1年後に相手車の運転未熟で全損させられた。
当時はバイクごとき任意保険なんて入る時代じゃない。
そして俺は法学部生だったことも有り、交渉には自信を持っていた。
東京海上vs俺個人の交渉になった。

アジャスターの提示した金額は12万円。
だって23万円で買って1年乗ったんでしょ?
これ、残存評価額でアタリマエの話ね。

そんなアタリマエの話されてたまるか!
インターネットがまだ発足してなかった時代。
俺は書店で全バイク雑誌を買ってきて、中古XJ400ZSの広告を集めて高いのだけ選んでスクラップした。
それを示して
「このバイクの1年落ちの中古車の平均値は42万8千円だ!同じ物を手に入れるのが”再調達弁済価格”だろ!」

毎日2時間、2ヶ月掛かったが要求額を取り、残る定価から保険で出た金額との差は、事故相手側本人を脅して搾り取った。


しかし、あの毎夜2時間2ヶ月間の労力、喫茶店に事故相手を呼び出して恫喝するリスク。
それを考えれば、財閥系損保に入ってるだけで、あの東京海上の粘り強いアジャスターと裏で手を握ってくれてたわけ。

今はサラリーマンで多少の金はあるから、手持ちのバイク全部入ってるよ。