2016年年の日本シリーズは電力会社に例えるならば
沸騰水型原子炉採用の広島の中国電力と加圧水型原子炉採用の札幌の北海道電力の対戦と見ることができる。
加圧水型原子炉採用の原子炉を持つ電力会社の本社を持つ本拠地の球団が出場するのは3年連続。

2014年は加圧水型原子炉採用の原子炉を持つ福岡の九州電力を持つ福岡ソフトバンクホークスと、
同じく加圧水型原子炉採用の原子炉を持つ大阪に本社を構える関西電力の地域にある阪神タイガースとの対戦になった。

加圧水型原子炉採用の原子炉を持つ電力会社の地域の球団が日本シリーズで2014年と2015年は連覇を達成しているが、
これは、原子炉を持つ電力会社の観点から見てもかつて3連覇を達成した阪急ブレーブス(オリックス)以来のケースとなる。

日本シリーズの常連である巨人、ヤクルト、西武、中日という球団がある電力会社の原子炉は沸騰水型軽水炉と言われる原子炉を持つ電力会社で
最近、日本一を達成した楽天も、2016年、32年ぶりの日本一制覇を目指す広島東洋カープも電力会社の原子炉は沸騰水型軽水炉と言われる原子炉を持つ電力会社の地域である。

一方、加圧水型原子炉採用の原子炉を持つ電力会社の地域にある球団は、阪神、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムの3球団しかない。

沸騰水型軽水炉の原子炉を持つ電力会社の地域の球団同士の対決は、どうしても多く、強豪球団が多いのも特徴であるが、
近年では加圧水型原子炉採用の原子炉を持つ電力会社の球団が日本一連覇を達成するなど特筆に値する。