【図解】次期米大統領バイデン氏の政策一覧 2020年11月12日 19:00
発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【11月12日 AFP】次期米大統領となる民主党ジョー・バイデン氏の主要な政策を図にまとめた。

■新型コロナウイルス
 新型コロナウイルス対策本部に第一線の科学者・専門家らを招集。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長も対策本部メンバーとして留任。
 家族・小規模事業者向けに支援策を用意。
 全国民に無料ワクチン接種を提供。また、信頼の置ける定期・無料検査も提供。
全国的なマスク着用の義務化で模範例に。
 手袋、マスク、ガウンなど、感染から身を守る個人防護具(PPE)の
国内供給を拡充。米国の世界保健機関(WHO)脱退を撤回。

■経済
 1.3兆ドル(約140兆円)のインフラ投資。「米国産を買おう」政策で国内製造を強化。
 最低賃金を時給15ドル(約1600円)に引き上げ。
労組加入権を伴う高賃金の雇用、数百万人分を創出。富裕層と企業への課税を強化。

■移民
 証明書類のない移民約1100万人の市民権取得へ向け、ロードマップを策定。
複数のイスラム諸国からの入国禁止令を撤回。

■外交
 国際社会における「米国主導」の復活と同盟の再構築。中流層向け政策の充実(続く)