NHK広島の投稿でBPOに要望 市民団体、検証求める
2020/11/5 16:37 (JST) 11/5 16:53 (JST)updated 一般社団法人共同通信社

 NHK広島放送局が原爆被害を伝えるために始めたツイッターの投稿が、
在日コリアン差別をあおっていると批判を受けた問題で、
市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は5日、
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会に、検証と審議を求める要望書を提出した。

 同団体は醍醐聡・東京大名誉教授が代表を務め、
要望書で「人権上、重大な問題でNHKの制作・編集上の品質管理に瑕疵があった」と指摘。
広島放送局の対応は内部検証に欠け、再発防止を防ぐ保証がないと訴えている。
ttps://this.kiji.is/696987106990031969


NHK会長、罰則は否定 テレビ設置届け出要望で 2020/11/5 17:52 (JST) 一般社団法人共同通信社

 NHKが総務省の有識者会議で要望した、テレビ設置時にNHKへの届け出を
義務化する制度変更について、前田晃伸NHK会長は5日の定例記者会見で
「届け出をしないと罰則ということではない」と説明した。
放送法に、テレビ設置の届け出をお願いする文言を追加するよう要望しているという。

 届け出によってNHKは受信契約の対象者を把握し、営業経費の削減につなげたい考え。

 前田会長は「受信料を払っていただいている方への不公平感が固定化する」として、
早期の法改正を求めた。テレビを未設置の場合も、届け出を促す方針を明かした。
ttps://this.kiji.is/697006011214382177