「日本のワクチン開発情報を盗め」中国・韓国が“コロナ機密情報”を狙っている
7/29(水) 6:01配信文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/78459a17979b58a2d57dfee8d77b7380e3d0047f

今年5月13日、アメリカ国土安全保障省と連邦捜査局(FBI)は、新型コロナウイルスのワクチン開発に関連して、こんな警告を発表した。
「中国政府が支援すると思われるハッカーグループが、新型コロナウイルスのワクチンと治療薬剤ならびに医療機材の開発と臨床治験に関連する貴重な情報を、
それらにかかわる職員を特定した上で盗もうとしているのを確認した」
FBIは新型コロナウイルスのワクチンや治療法、検査に関する知的財産や公衆衛生のデータを中国が盗もうとしていると指摘し、
「中国の試みは、アメリカの新型ウイルス対策に深刻な脅威をもたらしている」と非難した。
だが、これは他所事ではない。
日本においても中国はワクチン開発の最先端情報を盗もうとしているのだ。

――ある製薬関連企業に、東アジア系の2人組の男が強引にアポを取って来訪し、出資を持ち掛けてきた。彼らは出資と引き換えに、彼らが経営する企業から役員を入れることを要求した――。
一見、投資会社によるありきたりな営業活動と思える。
だが、この製薬関連企業は、目下、新型コロナウイルスの治療薬候補を用いた臨床試験を医療機関と共同で進めている真っ最中だったのである。
同じころ、その製薬関連企業以外にも、投資をもちかける不審な連絡が相次いでいた。
しかも、投資を持ち掛けてきた人々は、新型コロナウイルス関連の研究開発やマネジメントに携わる人々の所属や氏名などを詳細に把握しており、明らかにピンポイントで狙ってきた様子だったという。
さらには、複数の製薬メーカーや関連省庁の新型コロナウイルス担当者を特定したうえで送信したと思われる不審な電子メールも、多数報告されている。

「日本のごまかし」を付け狙う韓国の執着
「(ワクチン)開発情報を求める韓国政府関係者の雰囲気は、まるでそれをできないなら殺される、といった風で、他国の政府職員と比べて異様さが突出している。
しかも韓国政府関係者たちの渇望はそれだけに留まらない。WHOに報告されてくる日本の感染者情報を入手することにまで異様な関心を示している」
同WHO関係者は、韓国政府関係者たちが「日本は感染者数をごまかしている」とみており、
「その実態に関する情報を入手できれば、日本政府に脅しをかけ、外交的優位に立つことができる」と韓国側は考えている――との印象を抱いたという。
日本の外務省関係者は「韓国はプライドが何よりも優先される国柄。ワクチン開発で日本が先行し、韓国が頭を下げてその提供を受ける、というシーンは絶対に受け入れられない」と指摘する。