小池都知事はコロナ感染者数を操作している 「連日200人超え」を演出したカラクリ
7/23(木) 5:56配信デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e7350772f050bc3adc2a66ca7c31251d182c9be

「東京都は新宿区の新規感染者数を調整弁にしているのでは。火曜と水曜に新宿の数字をストックし、木曜以降に上乗せしていますが、
100人台、200人台という数字を続けるためだと見る以外、合理的な理由がない。実際、100人、80人、120人、90人とばらつくより、
6日連続100人台のほうがインパクトは大きい。以前は50人、その前は25人以上に揃えたのでしょう。
新宿が増えると新宿以外が減り、新宿が減るとほかが増える。目標とする線があり、そこに合わせるために新宿を調整弁に使うからでしょう。
日々の集計を素直に発表していれば、何日連続100人台、200人台という煽られ方はされずに済んだはずです」

こうした数字の操作は小池百合子都知事にとって、どんな意味があるのか。さる都政関係者に尋ねた。

「菅官房長官が都内の感染急増を“東京問題”と表現すると、小池知事は“国の問題”だと猛反発した。
都には内部留保が約9500億円ありましたが、休業協力金などで使い尽くした。そこで感染者数を操作して煽り、国が取り組む問題だ、とアピールしているのでしょう」

都には数字操作の「前科」がある。5月初旬、厚労省のHPに都内の入院者数1832人と記された。
病床使用率は9割を超えるというので、複数のメディアが東京は「病床逼迫」と報じたが、
本誌が都の感染症対策課に確認すると、1832人には自宅療養や宿泊療養者のほか、退院した人まで含まれ、現実の病床使用率は4割にすぎなかった。

国立病院機構仙台医療センターのウイルスセンター長、西村秀一氏が言う。

 そして、ゼロリスクを求める風潮を斬る。

「人間ずっと緊張してはいられず、メリハリある対策が肝心です。たとえば、ウイルスが散らばる屋外に出たら、マスクは要りません。専門家はよく“可能性がある”と言いますが、
それなら明日隕石が落ちて死ぬ可能性だってある。私が“これは気にしなくていい”と言うと、“可能性がないと言えるのか”と怒る人がいますが、ないものは証明できません。
結果、全国にたくさんある学校のごく一部で感染者が出たからと、教師がフェイスシールドを着けたり、机をアルコール消毒したりしていますが、換気をしていれば十分。
休校の必要もなく、子供たちから教育機会を奪うほうがずっと問題です。いまは、おかしいと思っても反対できなかった戦時中のようだと思うことがあります。
“そんなに気にすることはない”“感染する可能性は極めて低い”と言うと、人命を軽視しているとか、ウイルスの怖さをわかっていないとか、すぐ攻撃されます。ウイルスとの戦いというより、社会との戦いです」