新型コロナ感染者、共通点は「食べながら会話」 家庭も危険
7/22(水) 16:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2d5779f02b03d08eb214f06dc21a8166e2918e3

「一時はテレワークばかりで一切飲みに行かず、解除後もなかなか機会がなかった。
外回りを終えた後、親睦も兼ねて“新宿・歌舞伎町でもないし、3人なら大丈夫だろう”と判断して、新人を連れて取引先に近い居酒屋に入りました」(Aさん)
9日後、同席した新入社員の1人が新型コロナを発症。倦怠感と微熱が続いていたAさんが慌てて検査を受けると、結果は“クロ”だった。

「緊急事態宣言が解除されたので、久々にママ友4人でランチに出かけました。どこにしようか迷ったけど、久々の外食ですし、奮発して焼肉店へ。
無煙ロースターで換気のよさを売りにする焼肉店なら大丈夫かなと思ったんですが、結局…。一緒にいたママ友1人も感染したので、恐らくそのときかと思っています。
お互い、どっちが感染させたとは言えず、子供たちも濃厚接触者に。なんとも気まずい状況です」(Bさん)

「心当たりといえば、会社の打ち合わせ中に同僚と一緒に会議室でお菓子を食べたことや、近所にランチに出たこと。
そのときだけは無防備におしゃべりをしながら食べていました。その同僚も検査で陽性となりました」(Cさん)

3人の感染者に共通するのは、「食べながらの会話」だ。新中野耳鼻咽喉科クリニック院長の陣内賢さんが語る。

「新型コロナは唾液中に多く存在し、食事中に唾液の分泌が増えると周囲の感染リスクが高まります。
接待を伴う店はもちろんのこと、食べたり飲んだりしながら会話するレストランや喫茶店でも感染拡大の可能性があります」