https://www.afpbb.com/articles/-/3281196
新型コロナ発生源は武漢の研究所、証拠あるとトランプ氏 対中関税も示唆
2020年5月1日 10:13 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【5月1日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は4月30日、新型
コロナウイルスと中国中部・武漢(Wuhan)の研究所を結び付ける証拠があると主張し、
新たな対中関税を課す可能性をほのめかした。

武漢ウイルス研究所(Wuhan Institute of Virology)が新型ウイルス発生源だという強
い確信を抱かせる何らかの証拠を見たのかと問われると、トランプ氏は「そうだ、見た」
と答えた。しかし、証拠について詳しく説明するよう迫られると、トランプ氏は「話すこ
とはできない」と繰り返した。

新型ウイルスの発生源をめぐる騒動の中で米国が中国への債務返済を中止する可能性につ
いて問われると、トランプ氏は「違うやり方をする」と述べ、新たな対中関税を課す可能
性をほのめかした。
米国家情報長官室(ODNI)はこれに先立ち同日、新型ウイルスについて、中国が起源だが
人工的なものでも遺伝子組み換えされたものでもないとの結論に達したと発表していた。(c)AFP