ヒラリー氏、再出馬への圧力認めるも「予定なし」
2019.11.13 Wed posted at 17:15 JST

ワシントン(CNN) 2016年米大統領選の民主党候補だった
ヒラリー・クリントン元国務長官は12日、英BBCラジオとのインタビューで、
来年の大統領選に出馬するよう求める声が多いことを認める一方、
その予定はないと強調した。

クリントン氏はインタビューで出馬の可能性を問われて
「絶対にないとは決して言わない」と答え、
非常に多くの人々から再出馬を求める「多大な圧力」を受けていると明言。
しかし「この瞬間、このスタジオに座ってあなたと話している時点で、
私の計画には一切ない」と、立候補の意思を否定した。

CNNはこれまでの報道で、同氏には民主党内から出馬要請の声が寄せられている
ものの、本人が応じる可能性は依然として低いと伝えてきた。

クリントン氏は今年3月に不出馬を表明した。しかし最近、トランプ大統領との間で
非難の応酬が再燃していることから、出馬を検討中ではないかとの臆測も流れていた。

先月にはトランプ氏がクリントン氏に向け、
再出馬して「極左」エリザベス・ウォーレン上院議員から
党指名を奪い取るべきだとツイートしたのに対し、
クリントン氏は「私をけしかけていないで、自分の仕事をしなさい」と反撃した。

クリントン氏はインタビューで「私だったらどんな大統領になったか、
私ならどうしたか、米国と世界にとってそれが何を意味しただろうか」
を常に考えているとも語り、次期大統領は
「壊れた物を全て直すという大きな課題」を抱えることになると指摘した。

https://www.cnn.co.jp/usa/35145342.html